やらないといけないことがあるのに、面倒くさいからと後回しにして、だらだらとスマホを見続けることが、現代人には多いと思います。
勉強、仕事、家事、料金の支払いや買い物など、やらないといけないと分かっていてついつい後回しにしてしまいがちです。
私にとってもそれはいつものことで、あれやらないとなあと思いながら、寝そべってスマホを触り続ける日々です。
すごく時間を無駄にしているし、それをいつまで続けていても、いつか締め切りはくるので、結局やらないといけません。
そういった日々を過ごしながら、どうすればこの状況を打破できるかを考えに考えた結果、「入り口を目標にする」ことで解決できるという結論に至りました。
これは、面倒くささを解消する上で非常に有効な方法なので、ぜひ身に付けてほしいと思います。
とはいえ、入り口を目標にするってどういうこと？と疑問に思われるかもしれないので、説明していきます。
入り口を目標にする
例えば風呂に入ることを考えましょう。
風呂掃除をして、風呂を沸かして、服を脱いで、体を洗って…と風呂に入ること一つとっても結構面倒くさいです。
こういうときは、まず「風呂場に行って、シャワーを出す」ことを目標にします。
シャワーを出すだけなら、何も面倒はなく一瞬で終わります。
そのあと風呂掃除をする流れになるのですが、後は勢いでやってしまいましょう。
風呂に入るときも、体を洗うとかそういうことは一切考えずに、とにかく服を脱ぐことだけを目標にしましょう。
体を洗ったり、風呂に浸かったりするのは、服を脱いだ勢いでやってしまえばいいです。
ここで言う、「シャワーを出す」とか「服を脱ぐ」というのが入り口に相当していて、そこを目標にすることで行動のハードルを下げることができます。
目標はできるだけ簡単に、かつすぐに完了できるものにしておいて、そのあとの行動は流れでやってしまおうというのが、「入り口を目標にする」ということです。
その他の具体例
勉強なら、椅子に座って参考書を開くことを目標にします。
そこから何分勉強するかは特に決めずに、勢いでやれるだけやってしまいます。
外に買い物に行く場合は、とにかく靴を履いて外に出ることを目標にします。
仕事の場合はパソコンを立ち上げるとか、カバンから道具を取り出すことを目標にします。
家事で言うと、皿洗いなんかはとても面倒なので、とにかく蛇口をひねってスポンジに洗剤をつけることを目標にします。
洗濯物を干すときは、洗濯機に向かい、洗濯物を取り出すことを目標にします。
筋トレをする場合は、腕立て伏せの構えをするとか、立ってスクワットを1回だけやるというのを目標にします。
目標はあくまで、何かをする際の最初の一歩に設定してください。
それ以降の作業は流れや勢いに任せる、というのを意識しましょう。
どうしても面倒くさいなあと思ったときは
どうしても面倒だと感じたときは、とにかくこれだったらすぐにできるという最低限の行動を考えてください。
その行動は、始めたらすぐに完了できるものにして、その先の面倒な工程は一切頭に入れずに、それだけまずは実行することを意識してください。
スマホをどうしても触ってしまう場合は、まずスマホをスリープ状態にして、机の上に置くことを目標にしてください。
「すぐにできる簡単なこと」をまず実行して、そのあとのことは勢いに任せてしまいましょう。
物事は始めるのが一番難しく、一度始めてしまえば案外なんとかなるものです。
私がこの文章を書く際は、まず「パソコンを起動して編集ページを開く」ことを目標にしました。
そして、勢いでここまで書いてしまいました。
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