悩みに対する向き合い方

普通に生きていくだけでも多くの悩み、苦しみがあると思います。実際自分も無性に会社を辞めたくなる瞬間が多くあり、すごく嫌な気分になります。

しかし、よくよく考えてみたら人生のうち嫌な時間なんていうのは少ししかなく、ほとんどはなんてことない日常にすぎません。少なくとも、今この文章を読んでいるこの瞬間に何か問題が生じているわけではないと思います。

ただ、例えば自分の未来のこととか(明日のこととか)過去のことについてじっと考え、繰り返し頭の中に思い浮かべることで苦しんでいるだけです。それが今この瞬間に自分の身に起きているわけではないのに、そのことで不快な思いをしています。

これは非常に不思議なことで、そもそも考える必要のないことを考えてわざわざ嫌な思いをしているのです。別にそんなことをしても何の意味もないのに。

自分が会社を辞めたくなる瞬間がどういうときかを考えると、会社で若干ハブられてるとか、やりたくないことをやらないといけないときとか、あとは他にやりたいことがあるのに、その時間が取れないといった時です。

あとは、社会人って彼女がいたりとか友達がいたりとか、そういう自分にはないものを当たり前のように持っていると知った時に劣等感を感じた時かな。そういった普通の人たちと関わっていかないといけないというしがらみから解放されて、自由に、自分の時間を過ごしたいなとつくづく感じます。

そう思うのですが、かといってすぐにやめるわけにもいかないですし、貯金も潤沢にあるわけでもないのでもうしばらくは労働をこなさないといけないわけなので、考えても仕方のないことだと理解してます。

自分は無駄なことをやっているという事実を自分に叩きつけて正気にさせるために、この文章を残したいと思います。

悩むことそれ自体があまりにも無意味であるという事実

嫌なことというのはそれが起きているその瞬間にだけ意味を持ちます。

恥をかいたり、怒られたり、あきれられたり、嫌われたり…。

こういった自分の身に起こる嫌なことって、常時起き続けるわけではなくある瞬間に発生してすぐに収まるものです。これらが起こるのはある瞬間に一回だけです。

もちろんその後の人間関係に影響を及ぼしたりすることはありますが、その人と直接コミュニケーションを取らない限りは気にする必要のないことです。普通に生活する分にはあまり関係のないことですし、気にしなければそれで終わる程度のことです。

重要なのは、

人生のほとんどが何気ない日常で構成されている

という事実にいかに気づくことができるかということです。

本当に自分が嫌な思いをしている時間なんて言うのは人生のうちのほんのわずかな瞬間でしかありません。ただなんとなくずっと嫌な思いをし続けているような気がするのは、ずっと苦しんでいる気がするのは、自分がそれについて考えたり悩んだりしている時間があまりにも長すぎるからです。

10秒嫌なことを経験して、そのことについて100時間悩んでしまったら、100時間ずっとその嫌なことが起こり続けているのとほとんど変わりません。それが起きたのはたった10秒でしかないにもかかわらずです。

食事をしている時間とか、テレビを見ている時間とか、風呂に入ってる時間とか、スマホを触って動画を見たりしている時間とか、そういった時間って実は何も嫌なことは起きていないんですよ。

ただ、自分が嫌なことについてあれこれ思い悩んでいるからこそ今この瞬間も嫌なことが起きているような気がしているだけです。なので、今自分が何か不快な感情を持っているとしたらそれは、はっきり言って気のせいです。

嫌な感情というのは嫌なことが起きているその瞬間に感じるだけで充分です

それ以上は蛇足でしかありません。

どうせやることは決まってる

考えても、考えなくても自分がやることは同じかなって気がします。

どうせしばらくはこの会社で働き続けるんだろうし、今すぐにやめる度胸もありません。自分みたいな社会不適合者でもなんだかんだやることはあるという。

考えた結果何か行動を起こすのであれば、考える意味もあるのでしょうが何も変わらないなら精神をすり減らすだけで得るものは何もありません。

会社の人間関係が云々みたいなしょうもないことを考えることに時間を費やすくらいなら、宇宙のことでも考えたほうがよっぽど有意義ですね。あとは、千年後の世の中はどんな感じになってるんだろうとか。

嫌なことを考えて気分を悪くするくらいなら、少しでもワクワクするような夢のあることを考えたほうがよっぽどましですね。

今自分が何を考えるかなんてのは自分の自由ですよ。誰かに強制されるようなものでもないし、ルールもありません。勝手に好きなことを考えて気持ち良くなっていればそれで良いということです。

しょうもないことに時間を費やすなんてのはあまりにも馬鹿げてる。

そういう精神でやっていきます。

そもそも、人間につらいとか苦しいという感情があるのは一体なぜなんでしょうかね。この感情が生きていくうえで何かの役に立つとは微塵も思えないのですが、おそらくほぼ全ての人類が共通でもっていますよね。

人間という種族が進化し、発展していく過程でどいういう理屈でこんな感情を抱くに至ったのか不思議でしょうがないです。

そう考えると、人間ってやっぱり馬鹿なんでしょうね。こんな感情を四六時中持ち続けているわけですから。なんていうか、あまりにもくだらないと感じます。

こんな無駄な感情はすぐにでも捨ててしまったほうが身のためです、本当に。

結論

人生というのは自分のためにあるもので、自分のためだけにあるものなので、自分にとって都合のいい行動だけとっていればそれが正解です。自分が不利益をこうむったり、不利になるようなことは一切するべきではないです。

もしそれをするのであれば、それをしなければならない妥当な理由を考えなければなりません。

自分が悩んだり苦しんだりする理由ってなんですか?

あえてそうする理由は一体なんでしょうか?

別に何を考え、何をするかなんてのは自分の自由なんだから、あえてそういった選択をする必要は全くありません。わざわざそうするんだから、当然理由があってしかるべきです。なんせ自分が損するわけですから。

この文章を自分が何かに思い悩んでいるときに読み返して正気に返ることに利用しようかと思います。

以上。

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